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血圧油圧発熱オーバーヒート心電図オシロとか人も車も同じ

故障診断は症状から原因を特定していくんだけど、たまに想定と異なる事が有る。「オーバーヒートしてエンジンが掛からなくなった」との症状で関東から持ち込まれたKFターボのムーブ…セルを回した瞬間「あ~、コンプレッション無い」と分かる程、ヤル気の無い軽いクランキング音

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ゲージで確認すると、全気筒とも0.3MPa前後しか無い。「ヒートで全気筒圧縮下がるか?」と、疑問を持ちながら他にコンプレッションが下がる原因…VVT異常なら有り得るけどコレはVVT無しKF、オーバーレブでバルブ曲がりも有り得るけどATなので有り得ない…ウォーターハンマーでコンロッド曲がりなら異音が出るし…

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バラした結果、ヘッドとシリンダー上面の歪みを合わせると0.5ミリ以上も有る(・・;  「こりゃ、エンジン掛からん事も有り得るわ」と納得。ただ何でガスケットが抜けたのか…ここまで酷くなる前兆が有ったハズ…温度管理は大事です!!

温度と同じくらい大事なのが圧!!加給圧や油圧、ラジエターキャップのプレッシャー圧や電圧や燃圧等、車輌の圧力管理も重要!!特に人間でいう血圧と同じくらい大事な油圧や電圧は、トラブると即ブローに繋がるので、どんな車両でも純正メーターには警告灯が有るでしょ?!

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タービンブローで入庫したRB26、なかなか厄介なタービン交換が終わり、ブーストの掛かり確認で試乗点検

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加給圧も問題無かったのに会社に付く寸前に、メーターの油圧警告灯が点灯して消えないとの報告… 「えッ(・・;!?」と、いちお大事を取ってゆっくりリフトアップ。オイルは入ってるので、油圧センサーかハーネスのトラブルだろうと安易に考えながら調べたけど「ストレーナーかオイルポンプ破損しか有り得ない」という診断結果に…オイルポンプは人間で言うトコの心臓に当たるので故障すると即ブロー、早速外科治療開始

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コペンやワークスのKFやR06ならオイルポンプ修理作業は4~5時間程度で終わるし、もし誤診断でもリカバリーは効く範囲だけど、RB26は時間指数で見たら21H!?ま、RBのポンプトラブルは定番だし間違い無いだろうと、ミッションやメンバーやアレやコレも外してオイルポンプまで辿り着き外して見ると

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やっぱり割れてました…警告灯に気付かずそのまま踏んでたら…早期発見で最悪は免れました(^^; 皆さんもメータ追加等で車両管理にはクレグレも気を付けて下さいね!ホンマに気を付けて下さいよ!!「…何か、たまにワーニングがピーッて鳴ってたけど、そのまま乗ってました」とか良く聞く話なのでッ!!!!!追加メーターは、飾りじゃないですよ!!!!!!!